2019-01-01から1年間の記事一覧
渡仏して、パリで初めて住んだ場所は、17区のフランス人ホストファミリーのお家でした。 17区は、のどかな Square des Batignolles や、広大なクリシー=バティニョール・マーティン・ルーサー= キング公園など、パリの都会に居ることを忘れさせる、緑で溢れ…
いよいよ2019年も残りあと僅か、仕事納めを迎えた方も多いかと思います。 今年も一年お疲れ様でした そして一方で今日明日は、『来たる新年の準備』にバタバタ大忙しといったところでしょうか? そんな新年を迎える準備で忙しいこの時期に、フランスで新年の…
パリにレストランやビストロを展開し、テレビの料理番組の司会を務めるなど、メディアの露出が多くフランス国内の認知の高いシェフ Cyril Lignac (シリル・リニャック)。 そんな Cyril Lignac によるパティスリー&ブランジェリーのお店 LA PÂTISSERIE CYRIL…
こちらパリ、カルチェラタン地区の現地学生がランチなどで、必ずお世話になるパリB級グルメって何か、想像できますか? 答えは『ケバブ』です。 大衆的な街のケバブ屋さんは、香ばしい匂いのするケバブに加え、フライドポテトとドリンクがセットで付き、わず…
先日紹介した予約必須の大人気レストラン FRENCHIE (過去記事: https://www.paris-book.com/entry/frenchie) が向かいに2号店としてワインバーをオープンした後、同じくニル通りにオープンした3号店。 パストラミサンドやロブスターロールなど一流レストラン…
パレ・ロワイヤルの真裏という好立地なロケーションに加えて、使い勝手の良い、通し営業のレストラン Dépôt Légal (デポ・レガル)。 『オペラ界隈からのアクセスしやすさ』を考慮し、オススメのレストランの1つを紹介しようと思います 今回のレストラン Dépô…
今回紹介するお店は、フランス語で『スイーツマニア』という意味の名前のついたパティスリー、Fou de pâtisserie (フー・ドゥ・パティスリー) です。 なんと、こちらのお店はパリで人気のパティシエたちによるスイーツのコレクションが勢揃いしている、スイ…
パリの『ラーメンブーム』は依然として続いていて、もはやブームを超えて、ラーメンという食文化がパリに定着している、という風にすら感じてしまう程です。 今回は、そんな数あるパリのラーメン屋の中、変わり種のラーメン屋 SUPU RAMEN を紹介しようと思い…
磁器やジュエリーのデザイナーで、モデルとしての一面を持つ Alix のクリエーションが詰まった北マレ地区のショップ Alix D. Reynis (アリックス・デ・レニス)。 店内には繊細なレリーフ模様が施された白い陶器が並び、ロマンティックでありながらも洗…
パリ2区のニル通りのグルメストリートには、先日紹介したミシュラン1ツ星レストラン FRENCHIE (過去記事: https://www.paris-book.com/entry/frenchie) だけでなく、まだまだあります、オススメは! せっかくなら連日で『ニル通り特集』をしてみても面白いか…
今回も続けてフレンチレストランを紹介します!なぜって?TBSドラマ『グランメゾン東京』を観て、本場のフレンチが食べたくなる季節かなと思って。 というのは、久しぶりに日本でテレビドラマを観た自分自身の話です。笑 さてさて。 パリ2区の Rue du Nil (…
今回は、北マレ地区のフランス料理レストラン Carbón (カーボン)を紹介しようと思います 店名にもなっている Carbón はスペイン語で炭素を意味し、ワードから想像が出来るとおりCarbón のスペシャリティーは『炭火焼き料理』なんです。 実は数年前まで、パリ…
パリ7区といえば、エッフェル塔からサン・ジェルマン・デ・プレにかけてブルジョワなエリアで高級住宅街のイメージがあります。 その一方で、エッフェル塔やアンヴァリッドなどの観光名所もあって、多くの観光客の姿も見かけます。 そんなローカルと観光客が…
毎年11月の第3木曜日は『ボジョレー・ヌーヴォー解禁!』とメディアで大きく報じられ、酒屋に新酒が並ぶ光景は、冬のお祭りの様な風物詩です。 そんな解禁日が設けられているボジョレー・ヌーヴォーですが、同じく販売期間や製造期間が設けられ、熟成が進ん…
以前、オペラ界隈のオススメのレストランで LE BREBANT (https://www.paris-book.com/entry/le/brebant) を紹介したところ、 『もう少し、オペラ界隈の中心部でオススメがあれば教えて欲しいです』 とのご質問を頂いたので、ご提案させて頂きます きっとオペ…
今回は、パリの街に佇むパブリックアートの紹介です。 先日、アメリカ人現代アーティスト Jeff Koons (ジェフ・クーンズ)によりパリ市に寄贈された彫刻作品『チューリップの花束』がプチパレとコンコルド広場の間に位置する公園に設置されました。 高さ13m、…
今年も残りあとわずか、気がつけば年末。年末の一大イベントといえば、クリスマス!ですよね?笑 そういえば commune では全然パリのクリスマスについて触れてきませんでしたね。 例年、シャンゼリゼ通りのライトアップやチュイルリー公園の遊園地みたいなク…
年明けに向けて、パリの冬のセール日程の記事をリライトしたので、詳細を知りたい方はぜひ、コチラのページに飛んでみて下さいね! (https://www.paris-book.com/entry/solde2019ss) さてさて、今回は家の近所にあるオシャレなブラッスリー Brasserie Bellan…
モードの国フランスは、先進国の中でも率先して環境問題に取り組んでいる国です。 その背景で、大気汚染対策にディーゼル車の走行規制や、スーパーでのレジ袋の廃止、さらに世界初のプラスチック製の使い捨て食器の販売を禁止する法律が制定されています。 …
僕がモード業界を志した頃から、崇拝しているクチュリエは今も変わらず Cristobal Balanciaga (クリストバル・バレンシアガ) ですが、 パリに渡った後に、洗練されたカッティングや縫製の技術に感銘を受けたクチュリエが、一人います。 その人物は2017年に他…
世界各地の最高級の素材を組み合わせ、数々の個性的なチョコレートを発表し、M.O.F (M.O.F=フランス国家最優秀職人) を受賞した PATRICK ROGER (パトリック・ロジェ)。 パリ郊外のソーの一号店から、現在ではフランス国内に9店舗を展開している、世界的に有…
パリ16区、セーヌ川を見下ろすパッシーの丘は、言わずと知れた高級住宅街。 パッシーといえば、1859年になってようやくパリに編入された地区で、いまだに当時の雰囲気を感じられる家や庭を残した閑静な住宅街となっています。 カメラを片手にストリートスナ…
寒い時期の外出時に、ちょっと小腹が空いた時、日本ではコンビニで肉まんを買いがち。 そんな小中学校時代から染み付いた習性は、パリに来てからも中々抜けません。 でも、別にチャイナタウンまで足を運ぶつもりはないんです、寒いし。笑 『どこか肉まんが気…
好きなんだけど、年に1回、いや2年に1回位のペースで食べれたら、満足幸せっていう料理、皆さんにはありますか? 僕にとって、それに該当する冬の定番のフランス料理が、Raclette (ラクレット)です。 最近、日本でもお馴染みの雰囲気がありますが、いちおう…
2月の航空券は値段がすごくリーズナブルです! 昨日、国内外1,200社以上から航空券の比較検索可能なサイト スカイスキャナー でなんとなく調べてみたらビックリしました。 経由便ですが、往復6万円もしない日がチラホラあったり。航空券が6万円で購入可能な…
以前 commune の筆者について自己紹介記事 (https://www.paris-book.com/entry/2019/05/31/142532) を書きました。 少し自分の、パリでのキャリアの一部についての話も交えながら、パリのブランド LEMAIRE (ルメール) のブティックを紹介してみたいと思いま…
この commune ブログを始めた初期に紹介した、マレ地区の人気カフェ fragments (過去記事: https://www.paris-book.com/entry/fragments_ )は覚えてらっしゃいますか? 読んだことない方、忘れてしまった方は、まずチェック! その fragments で人気メニュー…
上質なライフスタイルを提案するコンセプトショップ merci は北マレ地区のアイコニック的なアドレスで、旅行ガイドブックには必ず載っているスポットです。 そんな世界中から集まる観光客からも、地元のパリジェンヌからも愛される merci が、どうやら新しい…
観光客にも人気のあるサン・ジェルマン界隈のメッカ的な有名百貨店、ボン・マルシェ近くにあるサロン・ド・テ Mamie Gâteaux (マミー・ガトー) はショッピングの一休みに理想的な空間です。 日本人女性とフランス人男性の日仏カップルが、オーナーさんの Mam…
ワインが大好きなフランス人の食卓に、チーズは欠かせないものですが、チーズ以上にワイン好きのフランス人がこだわる食べ物があります。 それは、量り売りで気軽に購入できる CHARCUTERIE (シャルキュトリー)です。 あんまり日本では聞き馴染みがないですか…